当ファンドは、米国ヘルスケア関連株マザーファンドの受益証券への投資を通じて、米国の上場株式の中から、ヘルスケア関連企業の株式(これに準ずるものを含みます。)に投資します。運用は、原則としてS&P500種指数構成銘柄のうち、ヘルスケアセクターに属する構成銘柄全てに等金額で投資を行います。等金額投資にすることで、ヘルスケア関連の新製品やサービスを⽣み出すイノベーション企業の成長をパフォーマンスに反映させることが可能となります。

① 世界的に質・量ともに高成長が期待される
世界的な高齢化の進行や新興国の経済成長を背景に、ヘルスケアセクターは質・量ともに成長が見込まれています。また、医療の進歩により、バイオ医薬品等の市場拡大もヘルスケアセクターを後押ししています。特に米国のヘルスケア企業は高いプレゼンスを持っており、世界のヘルスケア企業の時価総額上位10社のうち、8社を米国企業で占めています(2023年3月末)。

② ヘルスケアセクター内の業種別構成比率は時代と共に変化
ヘルスケアセクターの業種別時価総額は時代とともに変化しています。10年前まではセクターの半分近くを医薬品が占めていましたが、直近ではヘルスケア機器、バイオテクノロジー、ライフサイエンス・ツール/サービスといったテクノロジーに近い業種が半数を占めています。

③ 景気動向に業績が左右されにくく好パフォーマンス
世界的にインフレが進み、株価も乱⾼下、地政学リスクも抱える不安定な投資環境において注⽬されるのは、景気動向に業績が左右されにくいといわれるディフェンシブセクター(公益事業、⽣活必需品、ヘルスケア)です。中でも注⽬すべきはヘルスケアセクターです。ヘルスケアセクターは、長期で見た場合、他のディフェンシブセクターは勿論のこと、S&P500種指数よりも好パフォーマンスとなっています。(2023年3月末現在)